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2015年 08月 25日

美しき屋久島の旅 第3話

 「ヤクシマザルの群れ潜入物語」

常日頃から「いい写真を撮りたい時は、その被写体について学べ」をモットーにヤクシマザルを学ぶため、本格的な撮影を始める前に屋久島環境文化村センターで情報収集

こちらの西部地域ルールガイドブックはかなり参考になりました。
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西部地域を通行する西部林道の距離は約21km、どこでヤクシマザルに出会えるか見当がつかない、ひとまず西部林道を走ってみたが、毎度出会えるのはヤクシカのみ・・・
これでは無駄な時間を過ごすだけなので待ち伏せを計画する事にした、車の窓を全開にし、サルの鳴き声と野生の匂いをたよりに待ち伏せする場所を決める。

待ち伏せに選んだ場所は何となく野生臭のする薄暗い場所、その場所で待つ事約1時間・・・・
突然サルの鳴き声が! 目の前に親子のヤクシマザル、あわててカメラを持ち出し写真を撮り始めると10匹程の群れに遭遇
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ようやく出会えた群れだが移動速度が速く森の奥へ、しかし群れを追いかけて西部林道から森に立ち入るにはかなり勇気がいる、実はこの西部地域は携帯電話が圏外、森には道がなく薄暗くて道に迷ったら最後、とても危険な森なのだ。
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しかしこの出会いを逃したらきっと後悔する、腕時計の機能で今居る方位を確認し、群れを追いかけ森に入る
突然岩場から1匹の若いヤクシマザルが「俺たちの森に何しに来た!」と言わんばかりにこちらを見つめ警戒している。
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群れとの距離が近いと気づき、すこし距離をおいて撮影に望む
するとヤクシマザルが木の上で採食しているとヤクシカが真下でサルのおこぼれを狙っていた。
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兄弟なのか、お兄さんサルが弟サルに木登りを教えているようです。
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しかし弟サルが怖がり、下に落ちてしまいました。
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のどかなヤクシマザルの群れを撮影していると、また群れが移動してしまう。
これ以上深い森に立ち入るのは危険と判断し、あきらめていたその時、20m先に1匹のサルがお昼寝中?
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こんな時のために今回の撮影で着用していた服装は、深い緑色のシャツと濃い茶色のズボン、森の景色に溶け込む服装だったのでゆっくりお昼寝中のサルに近づいてみた。

幸いに川の流れの音で足音が消され、あっという間に寝ているサルの近くに腰掛けた。
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なんだ1匹か・・・とあたりを見渡すと!!なんと腰掛けた場所の周りに追いかけていたサルの群れが約10匹ほど涼しい川の側で休憩中!その距離5m
腰掛けた場所は、なんと群れの中心だった事にあらためて気づく!

こんなシャッターチャンスは二度とない、夢中でシャッターを切る。
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いい気分で撮影していると、突然1匹の若いサルがこちらに向かってきた
突然の行動で写真がブレブレ!
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若いサルとの距離約1m! こちらに興味を示しているが、こんな時はサルと目を合わせない、話かけないのが原則
カメラで自分の顔を隠し、横目でカメラの外部モニターだけを見つめながらシャッターを切る。
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すると危害をくわえないと判断したのか、落ちついてリラックスしてくれた。
後ろには、やはりヤクシカが・・・!
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あくびはリラックスしている証拠です。
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くつろいでいるヤクシマザルの背後にヤクシカがこちらを見つめています。
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休憩後、群れはふたたび森の奥へ移動してしまいました
これ以上群れを追いかけて撮影するのは危険と判断し林道へ引き返す
群れに潜入して撮影できた時間はわずか15分ほどでしたが、これ以外にとても貴重な撮影に成功いたしました!


さてさて、3話連続でレポートいたしました「屋久島の美しい自然」まだまだご紹介したい画像が多数あります

そこで急遽、最終章「スノーモンキーVSヤクシマザル」と題して自称日本猿カメラマンが見てきたヤクシマザルの特徴などを
レポートいたします。

最終章は9月1日(火)こちらのブログで公開を予定しています 是非お楽しみに!

by tokoma-36 | 2015-08-25 20:43 | Yakushima | Comments(4)
Commented by ヤマダ at 2015-08-27 11:23 x
ついに行ったんだね
それにしても猿と鹿の多さにビックリ
ガイドブックの表紙と写真が同じだね。
Commented by ひろし(北上野二丁目) at 2015-08-28 05:25 x
屋久島のたくさんの写真を楽しませていただきました!
サルが近づいてきたときの原則などは経験の賜物なんでしょうね。
真横であくびをしているってのはすごい状況(リラックス状況)だと思います。
最終章も楽しみにしています。
Commented by tokoma at 2015-09-01 21:50 x
ヤマちゃん
 二年前からの計画(遅!)をようやく実現しました(笑)
 海好きのヤマちゃんなら屋久島はおススメだよ!是非
Commented by tokoma at 2015-09-01 21:54 x
ひろしさん
 つたない記事と写真を閲覧いただきありがとうございます
 今回の撮影ではかなり経験が生かされた事が多くありました
 この経験を生かすために年内に再度撮影に行こうと思っています。
 コメントありがとうございます。


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